日本大学医学部視覚科学系眼科学分野

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板橋病院
ドライアイ

板橋病院
ドライアイ

ドライアイ

担当医:庄司、稲田、殿塚
診察日:木曜日/午後(予約制)

 ドライアイは、涙の性質や量が変化するために生じる病気で、目の痛み、充血、まぶしさ、かすみ、疲れなどを自覚するようになります。 ドライアイの誘因としては、長時間のパソコン作業やエアコンによる乾燥空間での滞在、コンタクトレンズ使用、ストレスなどの生活環境のほか、 シェーグレン症候群などの全身疾患、使用している薬剤、加齢などがあげられています。
 ドライアイ外来では、Dry Eye Quality of life Score(DEQS)などを用いて主な自覚症状を詳しく聴取します。DEQSは、ドライアイの目の症状と日常生活への影響をスコア化することにより、 患者様の定量化されたデータが得られますので、治療方針の決定や治療効果判定に役立てています。 また、ドライアイの臨床検査としては、フルオレセイン試験薬を使用して涙液層破壊時間(BUT)や目の表面の生体染色、 シルマー試験紙を使用した涙液分泌機能検査で涙の量を計測するなど各種検査を行い、ドライアイを他覚的に評価しています。
 ドライアイの重症度やタイプにより適切な治療を選択しますが、主な治療方法としては点眼薬と涙点プラグによる治療を行っています。 涙点プラグは、プラグを涙点に挿入することで、涙点からの涙液排出を阻害し、眼表面に涙を留めます。全身疾患から症状が出現している場合は他科と連携し、原因の治療に努めています。

03-3972-8111 (2531)

〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1

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