増殖糖尿病網膜症
糖尿病有病者は今後も増加が続くと予測されております。糖尿病網膜症は糖尿病による全身合併症の一つで、糖尿病網膜症の有病率は糖尿病患者様の約23%とされております。
糖尿病網膜症は網膜新生血管を認めていない非増殖網膜症と、網膜新生血管を認める増殖網膜症に分けることができます。
増殖網膜症では、出血や網膜剥離を発症することで視力低下が生じます。また、血管新生緑内障を発症して失明にもつながることがあります。
増殖網膜症の治療は、初期であればレーザー治療で対応いたしますが、出血や網膜剥離を発症して視力低下につながる際には硝子体手術を行います。