日本大学医学部視覚科学系眼科学分野

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手術について - 主な手術疾患

主な手術疾患

網膜硝子体疾患への取り組み

 手術は、眼に負担の少ない低侵襲手術で行い、眼内感染の予防に最も心がけています。

低侵襲手術

主な網膜硝子体疾患への取り組み

硝子体手術は全例25、27ゲージの器具を使用し、わずか0.4‐0.5㎜の小さな創口で行っており眼への負担の軽減に努めています。硝子体手術ともに最新機械を使い、低侵襲な手術を目指しております。 経験豊富な網膜硝子体専門医が年間約700-800例もの網膜硝子体手術を施行しています。手術は主に局所麻酔で施行しておりますが、症例により全身麻酔での手術も可能です。 術中の痛みはほとんどありません。稀におきる合併症にもすぐに対応出来る様に準備していますので、安心して手術を受けて頂けます。

眼内感染の予防
眼科手術において術後眼内炎は著しい視力低下をきたす最も重篤な合併症です。その発症率は0.05%と言われており、稀ではありますが、一度発症すると失明に至ることがあります。 当院ではポビドンヨードが高濃度よりも低濃度の際に、より殺菌力が強いことを利用し、0.25%ポビドンヨードによる術中の無菌化を可能にしました。 この術中消毒の有用性は注目され、当院から国内へ、さらには世界中へ広まっています。

白内障への取り組み

 基本的には片眼で日帰り、または1泊2日で行っておりますが、症例により2泊以上の入院や両眼手術も可能です。担当医とご相談のうえ日数を決めていただいております。 また、乱視矯正眼内レンズ、多焦点眼内レンズも導入しています。手術は、主に点眼麻酔で行い、2.4㎜の小さな切開で手術を行い、小さい創口から眼内レンズを折り曲げて挿入する方法で良好な結果を得ています。

緑内障への取り組み

 主に血管新生緑内障や硝子体手術後の続発性緑内障などの難症例を中心に入院での手術を行っています。手術は、眼周囲麻酔で行います。 緑内障の治療の主体は、点眼薬を主体とする薬物療法ですが、血管新生緑内障や続発性緑内障では点眼薬のみでは眼圧下降が得られないことが多くあります。 アーメド緑内障バルブを導入しており、既存療法に奏効しない難治性緑内障の場合には、眼圧下降を目的に房水を眼内から排出するインプラント手術を行っています。

03-3972-8111 (2531)

〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1

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