日本大学医学部視覚科学系眼科学分野

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手術について - 角膜移植

角膜移植

角膜移植

角膜移植は、円錐角膜、水疱性角膜症、角膜変性疾患、角膜穿孔など様々な疾患に対して最適な術式を選択して行っています。 以前は殆どの症例に全層角膜移植と呼ばれる角膜全層を取り換える手術が行われていましたが、最近では、角膜の異常のある部位のみを移植する角膜パーツ移植が主流となりつつあります。 また角膜だけでなく結膜も含めた眼表面再建手術を行うことにより、これまで難治であった眼表面疾患も対応可能となっています。 近年登場したDSAEK(Descemet's stripping automated endothelial keratoplasty)やDMEK(Descemet Membrane Endothelial Keratoplasty)と呼ばれる角膜内皮移植にも対応しており、眼科手術後など様々な原因で生じる水疱性角膜症への積極的な適応を図っています。なかでもDMEKは術後の視機能が極めて高く、本法で本治療が受けられる施設は希少です。 また、当科では白内障手術との同時手術も積極的に行っています。そして、国内外のアイバンクとの緊密な連携のもと、移植手術におけるドナー角膜の安全性の担保にも努めています。 緑内障や網膜、神経疾患などの合併症がある場合は、当科の各専門外来と緊密な連携のもと、診断、治療を行っています。入院期間は6泊7日を基本としております。
 退院後も、目をぶつけたりしないように注意してください。全層移植の場合は特に、拒絶反応に注意が必要です。拒絶反応は、角膜内皮細胞を減少させその後の予後に影響しますので、充血や視力低下などの異常を感じた場合はすぐにご連絡ください。

DMEK1 DMEK2

03-3972-8111 (2531)

〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1

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