日本大学医学部視覚科学系眼科学分野

お問合わせ
板橋病院
手術について

板橋病院
手術について - 角結膜

翼状片手術

翼状片とは

翼状片とは

球結膜(白目)の一部が角膜(黒目)の上に三角形に伸びてくる病気です。中高年に多く見られ、主に鼻側結膜に多く生じます。

翼状片について

症状は初期には見た目が気になるか、多少の充血しかありません。しかし、進行すると、角膜がゆがんで乱視が強くなりピントが合いにくくなります。さらに進行して瞳孔(ひとみ)までかかると、視力が低下します。 初期では特に治療はいりません。翼状片の進行を止める薬物はなく、進行しても非常にゆっくり進行するので、まずは経過観察が基本です。 しかし、進行した場合には手術が必要となります。 しかし、40歳未満の若い人や翼状片のなり初めでは再発率が高く、手術は勧められません。また、瞳孔がかくれるまでに進行してしまった場合は、手術をしても視力が十分に回復しないこともあります。 したがって、40歳以上の方で、乱視が強くなって見づらくなったら、瞳孔にかかる前に手術を受けられるのがよいと思います。

03-3972-8111 (2531)

〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30-1

個人情報について

ページトップへ戻る