網膜静脈閉塞症

高血圧などの動脈硬化の素因がある人におきやすい眼底出血です。静脈の閉塞する部位によって網膜中心静脈閉塞症と、網膜静脈分枝閉塞症に分けることができます。 出血と黄斑浮腫によって視力が低下します。黄斑浮腫に対しては、主に抗VEGF薬硝子体内注射、ステロイドテノン嚢下注射等の加療を行います。 その他にも、この病気によって網膜の血流が灌流しない領域がある場合には、レーザーによる加療を行うこともあります。