板橋病院
手術について - 眼瞼下垂
眼瞼下垂
眼瞼下垂とは
上まぶたが充分に上がらない状態のことを言い、先天性と後天性に分けることができます。 先天性は上眼瞼挙筋に生まれつき発育異常があり、後天性はまぶたを持ち上げる腱膜に異常がある腱膜性、重症筋無力症など筋肉自体に異常がある筋原性、動眼神経麻痺など筋肉を支配する神経に異常がある神経原性に分けることができます。 腱膜性は、加齢によるものが一番多いですが、他に眼科手術後やハードコンタクトレンズ長期装用が原因で起こることもあります。
眼瞼下垂の手術について
手術は、皮膚を切開・切除して上眼瞼挙筋を縫い縮め、まぶたを吊り上げます。局所麻酔で20分から30分ほどで終わり、通院での手術が可能です。当日だけ眼帯を着け、1週間後に抜糸をします。
当科における眼瞼下垂手術